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本、漫画、映画のレビューおよび批評。たまにイギリス生活の雑多な記録。
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Posted by まめやもり - mameyamori - 2008.07.25,Fri


医療トレーニングのための超ハイテク・ダミーの新製品が開発されたというBB
Cニュース。
BBCのページはこちら → 





アイスタン(イスタン?iStan)と名付けられたこのダミー(練習用人形)、血を流すわ、呼吸をするわ、汗をかくわ、血圧は上下するわ、加えてものを吐いたりもするそうです。なんとハイテクな人形!
取り扱い用によっては内出血や肺機能の停止、心臓発作を起こしたりもするんだとか。いやちょっとそれは凄すぎやしないか。

しっかしこんだけ高性能の人形、いったいお値段どんだけ高いの? と思ったら、案の定価格は4万ポンド!!!日本円にして900万円ですよ。いやちょっと……医大の日常のトレーニングにほんとに使えるの? 壊すのが怖くて触れないんじゃあ……。
瞳の虹彩まで変化するので、人間の失神状態までも再現するらしいですが……。それはいいんだけど……



顔が恐すぎるよアイスタン君!
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Posted by まめやもり - mameyamori - 2008.05.25,Sun
なんかトビウオが鹿児島付近の海で45秒滑空してるビデオがBBCニュースのサイトでクリック数第4位とかになってるらしいですよ。ちなみに第一位は合衆国大統領選、第二位はユーロヴィジョン、第三位はマンチェスターユナイテッドのモスクワ戦だったかな? 大統領とユーロヴィジョンとマンチェスターユナイテッドに次ぐトビ君ですよ。すごいね! 


このユーチューブのビデオは合衆国のニュース。カウントダウンをしていてわかりやすいんで……。日本でもちょっと話題になったみたいですね。わたしも見てみましたが、確かに魚……飛んどる……うん、魚だ。長いね。苦しくないのかなあ……というかカモメに食べられないのかなあ……。それにしてもトビウオって時速30kmもの早さで飛ぶらしいですよ。すごいね! 


このトビ君、これまでの目撃記録だった42秒を超える45秒の滑空で世界記録に名を残したということです。いや、名……残ってないけどね……。ちなみに42秒の記録はアメリカの研究者によって1920年代にとられた記録だそうだ。古いぞ!


Posted by まめやもり - mameyamori - 2008.05.10,Sat
 BBCの歴史番組『Medieval Season』を最近よく見てます。
 なんだか数ヶ月の中世イングランド史特集をBBCが組んでるらしくて、中世の王様の食卓の料理レシピから農民一人の人生、権力の推移や性概念に至るまで、ずいぶん豊富で密度の濃い内容のドキュメンタリーが毎日のようにやってる。

 コチラ(ユーチューブ)はシリーズ全体の広告アニメ動画。中世のヘンテコ絵画を組み合わせたナンセンスっぷりがシュールで可愛い。あと、後ろの音楽はジミ・ヘンドリクスのパープルヘイズを中世楽器で演奏したやつらしいですよ。おもろい発想。

 その中世特集なんだけど、とくにオープン・ユニバーシティがセントアンドリューズ大の歴史教授Robert Bartlettと組んでプロデュースしてるInside the Medieval Mindというシリーズが非常に高品質ぽい。
 「知」「性」「信仰」「権力」の四回シリーズで、ネット上で「権力」を見ました。まあ、基本的には、野蛮で血みどろで、王がパチンと指を鳴らせば何万人もの人の首が飛ぶみたいな時代の話から、しだいに王の権力が制限され、マグナカルタでごくごく基本的な人権が保障され、商人が力をつけていき、そして民主主義の萌芽が……みたいな、すごく単線的な発展史観な見方なんだけどね。だけどその権力の推移を代表させるひとつひとつのエピソードにすごいドラマチックなのを持ってきてるのと(エピソードの結末が気になって番組を切れないくらいのハラハラ血みどろエピソード)、そのくせ本物の中世の絵画や美術、教会音楽を演出に用いることで陳腐さを払拭してるあたりのバランス感がうまい。あと、「あああ黒公子エドワードがここで出てくんのかあ!」とか「あああこうやって黒死病をもってきますか!」みたいな、「すごく有名な名前を意外な場所に持ってくる」技法。

 他局の歴史ドキュメンタリーだと、ドラマみたいにしてエピソードの「再現」をやってるのをよく見るんだけど、あれほんと陳腐になっちゃうんだよねえ。よっぽど演出がうまくて俳優が良くないと。

 今回のこの中世史特集に共通しているのは、「黒死病ののちに下層農民の地位向上の萌芽が起きた」みたいな歴史観みたいだ。黒死病でイングランド人口が半分になったってのも驚きながら、プロットの核は、それで労働力が激減したために結果的に王侯貴族に労働力を提供する農民の力が高まったってところみたいで、興味深い。どれだけイングランド史で共有された見方なのか知りませんが。

 気がついたのがつい最近で、かなりの部分を見逃してしまっているのが悔しい。どこかで「知」と「性」見られないかしら……。
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まめやもり - mameyamori

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