本、漫画、映画のレビューおよび批評。たまにイギリス生活の雑多な記録。
Posted by まめやもり - mameyamori - 2009.08.10,Mon
うわあ!
投稿論文の審査結果かえってきた。「9月に出ます」と言い放って論文を募集していた学術誌で、もう8月なのに査読結果がかえってこないということは、ふつーにリジェクトかあー、きびしいなー、もしかしたら通るかと思ってたのになーくそ! とかいろいろ待ちくたびれていた連絡です。まあ、最近増えてきているオンライン学術誌の一冊なので、最終編集が終わればあっとういうまにアップロードして「Published」な状態にできるんだろうけど。だから「出版」のぎりぎり近くまで査読や修正に時間をかけるんだろうな。
心臓ばくばく状態で見た結果は……、
条件つきアクセプト でした。
リジェクトでなくて本当に、本当に、本当に、本当に良かったけれど、「これこれこれこれを直したらアクセプトとします」の「これこれこれこれ」の部分がめっちゃ長いし、なんというかかなり大きな直し。これ本当に一ヶ月で直せるの?
たぶん、普通の号だったらいっぺんリジェクトになっているくらいの査読なんだろうなあ、と思いました。現段階でも、まだ正式なアクセプトではなくて、「最終的には再提出したバージョンを見てから決める」とあるし。
私が投稿したのはいわゆる「特集号」で、特定テーマとの結びつきが強い論文であるはずだから、一回アクセプトを見送って次の号に回すよりも、多少むりをしてでも直させて、今回の特集号に入れちゃいたいのかなあと思いました。
そういえば「直せ」と言われた内容も、乱暴に言えばその特定テーマとの関連をキッパリクッキリ明らかにせよ、ということとも言える。査読の修正コメントなんて普段なら「あったまきた! 誰もそんなこと言ってねえだろ! しかもアレが書いてないコレが書いてないって言うけど、きちんとここにこうやって書いたじゃないか!」という状態で数日見返したくもないのですが、今回にかぎっては、修正指示されてやむなしというものでした。
いや、そうやって頭にくるような査読でも、客観的に見ればまっとうな意見を言われていることのほうが多いんだけどね。
博士論文の修正(書いてませんでしたがしばらく前に修正つきで口頭試問を通過しました)を今月中に終わらせてしまいたかったので、かなり迷っているのですが、この投稿論文から始めた方がよさそうだという結論に達しました。というか時間いっぱいかけても載るかわからないのに、さすがに後には回せない……ウヘエ
それにしても、今回人生で初めての英語論文を投稿してみることとなったが、現在までのプロセスを見るかぎり、少なくともイギリスでは日本での投稿・査読と大きなプロセスの違いはないなーという感じ。もちろん同じような分野で、ということなので、理科系では事情は違うのかもしれないが。でもまあ、理科系の方が日本の研究者でも英語論文を書く機会が多いだろうから、国際誌でも国内誌でも違わなさそうだな。
今回の場合、査読者は二人、アノニマス(匿名)で、誰が審査したのかはわからないようになっている。査読結果が帰ってくるのは、雑誌の編集委員会で正式に投稿が認められてから、一ヶ月から二ヶ月。
査読者のコメントの長さも、一人は3〜4パラグラフの簡潔なもの、一人はおそらくA4で2頁にわたる詳細なもので、その差も私が日本で査読を受けたときとほぼおんなじ感じだった(笑) 条件つきアクセプトで修正に与えられる期間が1ヶ月というのも、まあ似たようなものじゃないかな?
ちなみに今回はオンライン誌なので、投稿も、査読結果が帰ってくるのも、すべてメールでのやりとりとなっています。
投稿論文の審査結果かえってきた。「9月に出ます」と言い放って論文を募集していた学術誌で、もう8月なのに査読結果がかえってこないということは、ふつーにリジェクトかあー、きびしいなー、もしかしたら通るかと思ってたのになーくそ! とかいろいろ待ちくたびれていた連絡です。まあ、最近増えてきているオンライン学術誌の一冊なので、最終編集が終わればあっとういうまにアップロードして「Published」な状態にできるんだろうけど。だから「出版」のぎりぎり近くまで査読や修正に時間をかけるんだろうな。
心臓ばくばく状態で見た結果は……、
条件つきアクセプト でした。
リジェクトでなくて本当に、本当に、本当に、本当に良かったけれど、「これこれこれこれを直したらアクセプトとします」の「これこれこれこれ」の部分がめっちゃ長いし、なんというかかなり大きな直し。これ本当に一ヶ月で直せるの?
たぶん、普通の号だったらいっぺんリジェクトになっているくらいの査読なんだろうなあ、と思いました。現段階でも、まだ正式なアクセプトではなくて、「最終的には再提出したバージョンを見てから決める」とあるし。
私が投稿したのはいわゆる「特集号」で、特定テーマとの結びつきが強い論文であるはずだから、一回アクセプトを見送って次の号に回すよりも、多少むりをしてでも直させて、今回の特集号に入れちゃいたいのかなあと思いました。
そういえば「直せ」と言われた内容も、乱暴に言えばその特定テーマとの関連をキッパリクッキリ明らかにせよ、ということとも言える。査読の修正コメントなんて普段なら「あったまきた! 誰もそんなこと言ってねえだろ! しかもアレが書いてないコレが書いてないって言うけど、きちんとここにこうやって書いたじゃないか!」という状態で数日見返したくもないのですが、今回にかぎっては、修正指示されてやむなしというものでした。
いや、そうやって頭にくるような査読でも、客観的に見ればまっとうな意見を言われていることのほうが多いんだけどね。
博士論文の修正(書いてませんでしたがしばらく前に修正つきで口頭試問を通過しました)を今月中に終わらせてしまいたかったので、かなり迷っているのですが、この投稿論文から始めた方がよさそうだという結論に達しました。というか時間いっぱいかけても載るかわからないのに、さすがに後には回せない……ウヘエ
それにしても、今回人生で初めての英語論文を投稿してみることとなったが、現在までのプロセスを見るかぎり、少なくともイギリスでは日本での投稿・査読と大きなプロセスの違いはないなーという感じ。もちろん同じような分野で、ということなので、理科系では事情は違うのかもしれないが。でもまあ、理科系の方が日本の研究者でも英語論文を書く機会が多いだろうから、国際誌でも国内誌でも違わなさそうだな。
今回の場合、査読者は二人、アノニマス(匿名)で、誰が審査したのかはわからないようになっている。査読結果が帰ってくるのは、雑誌の編集委員会で正式に投稿が認められてから、一ヶ月から二ヶ月。
査読者のコメントの長さも、一人は3〜4パラグラフの簡潔なもの、一人はおそらくA4で2頁にわたる詳細なもので、その差も私が日本で査読を受けたときとほぼおんなじ感じだった(笑) 条件つきアクセプトで修正に与えられる期間が1ヶ月というのも、まあ似たようなものじゃないかな?
ちなみに今回はオンライン誌なので、投稿も、査読結果が帰ってくるのも、すべてメールでのやりとりとなっています。
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怠け者のちいさなやもりですが色々ぶつぶつ言うのは好きなようです。
時折超つたない英語を喋りますが修行中なのでどうかお許しください。
A tiny lazy gecko (=yamori) always mumbling something
Please excuse my poor English -- I am still under training
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