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本、漫画、映画のレビューおよび批評。たまにイギリス生活の雑多な記録。
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Posted by - 2024.05.19,Sun
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Posted by まめやもり - mameyamori - 2008.12.01,Mon
今日見てきました。『バシールとワルツを』。
トレイラーを貼付けておきます。
1982年にイスラエルが行ったレバノン侵攻と、それに続くパレスチナ難民キャンプ(サブラ・シャティーラ)の虐殺事件についての映画です。アニメーション。これらの事件を経験したはずなのに、その記憶がすっぽり抜け落ちている元イスラエル軍兵士が、いったい自分が忘れているのは何なのかを探し当てるべく、友人達やかつての同僚を訪ねてゆくという内容のセミ・ドキュメンタリー。





そのうちレビューのほうで書くと思いますが、非常にインパクトのある、質の高い、だが多くの批判を呼ぶ「問題作」ではないかと思いました。それは作品としての完成度もそうだし、上記のような非常におぞましく、陰惨でセンシティヴな事件を描く上での政治的・倫理的な姿勢についてもそうです。ざっとオンラインのレビューを見てみましたが、絶賛する人もいれば、強い怒りを示す人もいる、といった感じです。プロの映画評論家も、「すばらしい作品だが、腑に落ちない部分もある」といった感じのレビューを書いていたりします。


余談だがトレイラーの後半に使われているバッハのアリオーソはつねづねわたしが管弦楽組曲第3番のアリア(G線上のアリア)に並ぶメロディアス・バッハだと思っている曲なのですぜ。チェンバロ協奏曲第5番とカンタータに登場するメロディです。
下のはよい演奏だと思いますぜ。映画にぜんぜん関係ないが……




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まめやもり - mameyamori

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