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本、漫画、映画のレビューおよび批評。たまにイギリス生活の雑多な記録。
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Posted by - 2025.01.23,Thu
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Posted by まめやもり - mameyamori - 2006.08.07,Mon
The review of Ken Loach's Parm d'Or winning film. Very very long ... and please excuse for awkward phrases and sentences!
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Posted by まめやもり - mameyamori - 2006.08.02,Wed
ローレン・カンテLaurent Cantet監督のVers le Sud (Heading South)。
こないだケン・ローチのとこで「座席満杯、しかもテロップ時に結構な人間が座り続けていた。異例」と書いたが、今回もそうだった(笑)わはは。たいして珍しくないのかもしれん。

そんでもって映画の感想だが


結論その一
シャーロット・ランプリングがすごい


結論その二
痛い映画だった。

痛いというのはアイタタタという意味ではない。そっちではない方。
ここ最近見た三作も、カーンと明るいテーマを扱ったものではない。オフサイドとパラダイスナウはあえてそのなかに笑いを交えていたけれど。
それでも映画を見てしんどいと思ったのは久しぶりだ。
それは三作よりも優れていたとか劣っていたとかいう意味合いのものではなく、何か違う種類の感覚。


そんでもって、この映画が見ていてしんどいのは多分に演技の質の高さゆえだと思う。Albertというホテルの支配人と女達に「買われる」青年Legba(前者は(Lys Ambroise、後者はMénothy Cesarという俳優らしい)が良かった。そしてシャーロット・ランプリングCharlotte Rampling!かつて『愛の嵐』で若かりし頃のランプリングがまるで猫のように唸り、床を這い回るのを見てこれはすごいと思ったものだが(猫型を気取る人間たちは是非あの野生感と艶めかしさを見ておのが未熟さを実感せよ!)、わたしは『愛の嵐』という映画自体をそこまで高く評価してないので、いまいち腹に落ちてなかった。あれが名作と言われるゆえんはたぶん理解しているが。あと『まぼろし』もいまいち印象に薄かった。

しかし今回の演技を見てこれはたいした女優だと思ったよ!
そんでもってがぜん興味を惹かれて彼女の出演作品を見てみたら












こ、『氷の微笑2』!





驚愕した・・・



いやシャロンストーンが主演だから脇役なんだろうけど。それにしても・・・


それでも!(気を取り直す)この女優ほんとかっこいいです。是非IMDbに貼られてる画像の彼女を見てください。黒いスーツに白いシャツの人です。クリックででかくなります!ほかの二人はまあ、いいけど。(いや良い演技してたけどね)もっと見たいですか!じゃあグーグルでイメージ検索しよう!(言ってないよ)


映画の詳細な感想ですが、後日載せます。いや本当に。半分書いたんでここで止めるのは悔しいんだ!
そして『麦の穂を揺らす風』もほっといてるけど書きます。必ず書きます。
Posted by まめやもり - mameyamori - 2006.07.09,Sun
お、2006年内に公開みたいだ。
配給はUPLINKという会社のようです。コチラ

アカデミー外国語映画部門にもノミネートされたし、ゴールデングローブの外国語映画賞も取っているからかな。それにしても良かったと思う。エンターテイメント系でない映画ってなかなか採算が取りにくいのかも知れないが、こういう配給会社は応援したいなあ。
それにしても以前初めて聞いたときにも思ったが、アカデミー賞が「パレスチナは国家でない」という理由でパレスチナ映画をノミネートから外してきたというのに呆れる。問題の大きな部分は、多くの人々に聞かれうる声、触れられうる表現というのに非常にバイアスがかかっているところにあると思うのだが(つまり様々な構造的な要因が重なって、一部の人たちの「肉声」というのがまったく届いていないという状況)国家制度というのは本当にその構造強化のために恣意的に利用されているんだなあ。

自爆をテーマにしているということで、重そうだから気軽に見に行きにくいと感じる人も多いかもしれませんが、実はそんなことはない映画だと思う。・・・なんというか・・・言い方が難しいけれど、重さがあえてそぎ落とされてる部分がある。とくにこう、ドラマチックにストーリーを盛り立てる重さが。もちろん考えさせる映画であることに変わりはありませんが。

占領軍は人の弱い部分を利用して密通者として雇う。そうやって屈辱と自分の弱さを毎日毎日見せつけられながら生きるということが、生きる尊厳を奪われてるということなんだ。という趣旨の台詞がありました(わたしはそう解釈した)。印象に残りました。

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