万博記念公園 梅まつり

用事があったので、ついでに梅を見てきました。






少し遅いかと思ったけれども、まだまだきれいな木がたくさんありました。まだつぼみの状態で、これから開く木もけっこうあった。どうやら種類の異なる梅を植えて、満開の時期をズラしているようですね。たしかに一週間しか見ごろの時期がないと、お客さんがなかなか来ないもんね。


きれいだったけど曇り空だったのが、ちょと残念


下のは豊後という種類で、この日はいちばん満開の種類でした。オーソドックスで華があって、きれいな梅です。ていうか、これ、ブンゴって読むんだ……文語読めねえ……（洒落たわけではない）




こちらは見驚（けんきょう）という種類です。梅らしくてかわいい。






梅園のすぐ横に無造作にある、のぼりの列。風情も何も無視しまくってシュール。バイアグラか何かの宣伝のように見える。



梅の木々のあいだに、赤い布をかけたベンチが置いてあって、「和」らしさの演出道具となっていた（でも布はビニール）。そのベンチに座っていた親子連れがみたらし団子を食べていて、見てるとうらやましくなったので、目についた屋台に買いに行く。おでんとか、肉まんとかカレーまんも売っている。みたらしだんごは３本セットで300円なり。



ヤッター　だんご、だんご




食べました　まずい


だんごがモソモソ、たれもやけに人工的。名物にうまいもんなしさ、つとむ！
（みたらしは万博記念公園の名物ですらないか……）
でも全部平らげたんだぜ。


とちゅうの池にいた鯉。ものすごくでかい。

どの池にいる鯉も、えさを求めてか、どんどん寄ってくる。何匹いるのかわからないがひしめきあっていて怖い。池に落ちたら即座に食われそうな勢い。


少し歩くと椿まつりもやっていたので寄り道する。ふだん見ることのない珍しい椿もそろえているようです。全体的にはちょっと満開をすぎてた感じでしたが、いろいろ面白かったです。それにしても椿ってほんと、首チョンパな感じで花が落ちるねえ。雨の後だったせいもあってか、首が木の下にゴロゴロ転がってる感じでした。


死屍累々



椿のつぼみってこんなんなんだね。ボールみたいでかわいいです。





５時になって公園を追い出されます。
帰りに頭の大きな魚とめばる（３匹で３００円）を買いました。


魚ちゃーん





腹に塩した後に、黒と緑のオリーブ、アンチョビ、ケイパー、ドライトマト、適当なハーブ、それに長ネギ一本と一緒にワインとオリーブオイルで煮込む。

うまかったぜー。あの池の鯉どもも同じ調理法で食べたらうまいかな……

ソーセージ、ソーセージ、ソーセージ

おひさしぶりどす。



おひさしぶりなのに突然ですがネタは映画でも漫画でも小説でもなく、関西のとある駅のキオスクで売っている100円ちょいのソーセージをそこらの客がひたすら食べてる動画。

いかにもウソ名物っぽいし、きっと食べると特別おいしくはないんだろうと思うけど、なぜか京橋に行きたくなる不思議動画。優秀カバーなBGM効果かしらん。

いざとなると名残惜しい その１ 英国式朝食

もうほんの少しで英国ともお別れだと思うと、そのまずさにおいて世界に名高い英国のめしのなかでも、恋しくなるだろうものがちらほら出てきたりします。

ここんとこはそういうものを探し出して連日食べつづけています。


そのひとつがこれ



英国式朝食。


写真のバージョンは、めだまやき・背肉ベーコン・マッシュルーム・じゃがいものパンケーキ（ポテト・ファールという）・クレソンとルッコラとほうれんそうのサラダ＋コーヒー牛乳　です。


「うげっ多い！」と思いましたか？（フフフ……）でもすべてたいらげるのが淑女のたしなみというもの。



ごらんのとおり
皿が欠けてるのは気にせんでください。学生のシェアフラットの食器なんてのはみんなこんなんです。

でも最近年をとってきたのか、朝からこれはきつくなってきた。だから昼ごはんに食べたりしてます。てかうっかり買ってしまったベーコン・マッシュルーム・玉子を消費するために、もう３日食べつづけているのでさすがにウエってなってきた。もう明日はいいわ。


なお、上にあげたセットに、ふつうはベークドビーンズ（お豆のトマト煮）がつくんですが、わたしはそれほどベークドビーンズが好きでないので入れてません。あと、B＆B（英国版民宿）に行くと、ふつうはグリーンサラダはつきません。でもたんぱく質ばっかりだとお口がしょっぱくなってくるので、わたしが自分で作るときには、よくサラダをつけます。
地域によってはブラックプディング／ホワイトプディング（前者は豚の血の腸詰め、後者は豚の肝臓かどっかの腸詰め）がつきます。こっちは好きなんですが、一度買ってしまうとへたしたら帰国までに食べきれないのでガマン。

本式にはコーヒー牛乳ではなくミルクティーですが、なんとなく今日はコーヒーにしました。

あと、この「背肉ベーコン」というやつは英国に特徴的なベーコンだそうで、たとえば合州国とか行くと見つけるのが大変なんだそうです。脂分が少なく、より肉の味がするベーコンですね。ちなみに日本だとベーコンやソーセージはもっぱら加熱済みのものばかりが売っていますが、基本的に英国だと両方、生です。スモークしてあるのも多いけれど、いずれにせよ生なので、しっかり火を通さないといけません。
でも調理用に使うときには、生のほうがきっちりダシが出る気がするなあ。

パンに入ってるつぶつぶは、ゴマと黒大豆とかだった気がします。てかこのパン超おいしい！　全般的にイギリスの食パンは日本の食パンより味があってうまいですが、これはなかでも別格で、スーパーで手に入るもののなかでは一番おいしかった。値段もおてごろで、１斤で1.5ポンド（220円くらい）あたり。メーカーはこれです。

ちなみに、センズベリーやテスコの最安商品の食パンは、さすがにマズくて一枚全部食べきれませんでした。なんなんだろうあの差……　一斤50pとかなんですけどね。
パンと乳製品は、帰ったら恋しくなるだろうなあ……あとラム肉かな。ラム肉食わんと……、、