本、漫画、映画のレビューおよび批評。たまにイギリス生活の雑多な記録。
Posted by まめやもり - mameyamori - 2007.04.05,Thu
ここのところeasyjetとかRyanairとかオアシス・ホンコン・エアラインとかいう検索ワードで来る人たちがやたらと増えている。そういえばeasyjet使用感をまだお伝えしてなかったことに気づいたので、今回のエントリで報告してみよう。つーかオアシスは結局使ったことないんだ、ごめん。いまちらっとウェブサイト見てみたけど、相変わらず片道税込み25000円くらいで使えるみたいですね。
さて、これまで豆やもりは、easyjetを三便使用しています。以下、どんなんだったかという使用感を項目別に。
● 値段、およびいつごろ予約したか ●
前回も書きましたけれど、イージージェットやライアンエアは、航路の長さに応じた値段設定だとか、通常値段設定というのを破棄して、よく売れる便ほど高い、売れない便ほど安い という競争原理をフライトに持ち込んだ会社です。したがって、概して言えば
・人気のある航路は高い。
・週末は高い。(場合によっては月曜日も)
・便利な時間帯は高い。 (早朝便・深夜便は安い傾向にある)
ひまな人はeasyjetのウェブサイトに行って、いろいろ比較してみてください。出発空港と到着空港、および日付を入れると、その便がその日に何便あるかが値段とともに記されます。注意すべきは、ここで表示されるのは税(TAX)抜きの金額であること。どれかの便を選んで、「Next Step」ボタンを押し、次のページに行ったところで税込みの値段が記されます。
注意。07年夏より、この最初の表示および広告表示においても税込みの値段が表示されるようになりました。2007Sep付記。
余談ですが、この税、UKでは温暖化防止のために3月から値上げされました。3月1日のBBCでは、11月にその日の便を予約した人が突然高い税を空港で余分に支払うよう要求されて、ぷんぷん怒ってるインタビューとかが流れてました。高くなったってても+£5とか£10とかなんだけどね。
さて、わたしが利用したのはいずれも50分間ほどのフライト。かなり近い距離の移動です。最初の二便(往復便)は、運良くディスカウント日に当たったらしく、値段はなんと一便 99p (=230円程度)。三便目はそこまでラッキーではなかったので £5 (=1300円程度)でした。それでも安い。税はいずれも、£10くらいだったように思います。だから、最初の二便は片道あたり2500円くらい、三便目は3500円くらいを支払ったことになります。ちなみに、いずれも予約は3週間ほど前。
ただしほかの航路をチェックしてみるに、これは最も安い部類に入ってくるようだ。地方都市と地方都市を結ぶ航路なので、あんまり人気路線じゃないんでしょうか。パリとかエディンバラとか、そういう観光客に人気の場所はもっと高いです。今調べたら、ロンドンのルトン空港からパリのシャルル・ドゴール空港までの5月5日(土)のなかには、一ヶ月前の現在ですでに£50を超える便がありました。税込みだと£70くらいです。
(ちなみに、格安航空券と違って予約は片道で出来ます。往復より割高ってこともありません。かかってくる税金も同じ。片道あたりにかかってくる)
● 使用する空港について ●
よくチープ系エアラインの欠点としてあげられるのが、「使用する空港が遠く、市街に入るのに恐ろしく時間とコストがかかる」というものです。ライアンエアーの自称「フランクフルト」到着便がそうです。このフランクフルト・ハーン空港、もとはUSAの空軍基地だったもので、フランクフルト国際空港からは120kmも離れているらしい。まあ、イージージェットはライアンに比べてもうちょっと便利な空港を使う傾向にあるようですが。それでも、ロンドンのヒースロー空港(最大の空港)は使いません(空港税を抑えるためだと思う)。ガトウィック、ルトン、スタンステッドと、中心部から遠いのばっかりです。チープ系の航空会社を予約する際には、必ず空港の位置を調べること。鉄則です。
ただし、わたしはいずれも地方都市から地方都市までの利用だったため、この不便をほとんど感じませんでした。地方都市にはたいてい一個か二個しか空港がなく、かつ市の中心部からさして遠くない位置にあるからです。
● 機内サービスなど使用感全般について ●
箇条書きで。
・搭乗手続きにたいして差はありません。多少スタッフがぶっきらぼうか(接客中まで私語を続けている)。
・わたしが知る限り、全席自由席です。機内に乗ってから好きな場所に座ります。
・聞いていたとおり、機内での飲食サービスはゼロ。ドリンクと軽食は有料で買えます。
・乗り心地は悪くないです。普通です。機内マガジンが手垢まみれの傾向にありますが。
・あと、どうでもいいことですがフライト・アテンダントさんが「いかにもスチュワーデス☆」なコスチュームを着ていません。オレンジ色のナイロンのダボダボ・ジャケットに黒いスラックス。てかこっちのほうが絶対働きやすいと思うね。「いかにもスチュワーデス☆」服フェチの人は、このへんに問題があるのかもしれませんがどうなんでしょう。
このあたりかなあ。思い出したらまた付け加えるかも知れません。「チープ系エアライン使おうか迷ってるんだけど、安すぎて怖い」という人たちの参考になれば幸いです。
ライアンのほうは数ヶ月のうちに使用するかも知れないんで、使ったらイージージェットとの比較も合わせて報告を書くことにしましょう。
さて、これまで豆やもりは、easyjetを三便使用しています。以下、どんなんだったかという使用感を項目別に。
● 値段、およびいつごろ予約したか ●
前回も書きましたけれど、イージージェットやライアンエアは、航路の長さに応じた値段設定だとか、通常値段設定というのを破棄して、よく売れる便ほど高い、売れない便ほど安い という競争原理をフライトに持ち込んだ会社です。したがって、概して言えば
・人気のある航路は高い。
・週末は高い。(場合によっては月曜日も)
・便利な時間帯は高い。 (早朝便・深夜便は安い傾向にある)
ひまな人はeasyjetのウェブサイトに行って、いろいろ比較してみてください。出発空港と到着空港、および日付を入れると、その便がその日に何便あるかが値段とともに記されます。
注意。07年夏より、この最初の表示および広告表示においても税込みの値段が表示されるようになりました。2007Sep付記。
余談ですが、この税、UKでは温暖化防止のために3月から値上げされました。3月1日のBBCでは、11月にその日の便を予約した人が突然高い税を空港で余分に支払うよう要求されて、ぷんぷん怒ってるインタビューとかが流れてました。高くなったってても+£5とか£10とかなんだけどね。
さて、わたしが利用したのはいずれも50分間ほどのフライト。かなり近い距離の移動です。最初の二便(往復便)は、運良くディスカウント日に当たったらしく、値段はなんと一便 99p (=230円程度)。三便目はそこまでラッキーではなかったので £5 (=1300円程度)でした。それでも安い。税はいずれも、£10くらいだったように思います。だから、最初の二便は片道あたり2500円くらい、三便目は3500円くらいを支払ったことになります。ちなみに、いずれも予約は3週間ほど前。
ただしほかの航路をチェックしてみるに、これは最も安い部類に入ってくるようだ。地方都市と地方都市を結ぶ航路なので、あんまり人気路線じゃないんでしょうか。パリとかエディンバラとか、そういう観光客に人気の場所はもっと高いです。今調べたら、ロンドンのルトン空港からパリのシャルル・ドゴール空港までの5月5日(土)のなかには、一ヶ月前の現在ですでに£50を超える便がありました。税込みだと£70くらいです。
(ちなみに、格安航空券と違って予約は片道で出来ます。往復より割高ってこともありません。かかってくる税金も同じ。片道あたりにかかってくる)
● 使用する空港について ●
よくチープ系エアラインの欠点としてあげられるのが、「使用する空港が遠く、市街に入るのに恐ろしく時間とコストがかかる」というものです。ライアンエアーの自称「フランクフルト」到着便がそうです。このフランクフルト・ハーン空港、もとはUSAの空軍基地だったもので、フランクフルト国際空港からは120kmも離れているらしい。まあ、イージージェットはライアンに比べてもうちょっと便利な空港を使う傾向にあるようですが。それでも、ロンドンのヒースロー空港(最大の空港)は使いません(空港税を抑えるためだと思う)。ガトウィック、ルトン、スタンステッドと、中心部から遠いのばっかりです。チープ系の航空会社を予約する際には、必ず空港の位置を調べること。鉄則です。
ただし、わたしはいずれも地方都市から地方都市までの利用だったため、この不便をほとんど感じませんでした。地方都市にはたいてい一個か二個しか空港がなく、かつ市の中心部からさして遠くない位置にあるからです。
● 機内サービスなど使用感全般について ●
箇条書きで。
・搭乗手続きにたいして差はありません。多少スタッフがぶっきらぼうか(接客中まで私語を続けている)。
・わたしが知る限り、全席自由席です。機内に乗ってから好きな場所に座ります。
・聞いていたとおり、機内での飲食サービスはゼロ。ドリンクと軽食は有料で買えます。
・乗り心地は悪くないです。普通です。機内マガジンが手垢まみれの傾向にありますが。
・あと、どうでもいいことですがフライト・アテンダントさんが「いかにもスチュワーデス☆」なコスチュームを着ていません。オレンジ色のナイロンのダボダボ・ジャケットに黒いスラックス。てかこっちのほうが絶対働きやすいと思うね。「いかにもスチュワーデス☆」服フェチの人は、このへんに問題があるのかもしれませんがどうなんでしょう。
このあたりかなあ。思い出したらまた付け加えるかも知れません。「チープ系エアライン使おうか迷ってるんだけど、安すぎて怖い」という人たちの参考になれば幸いです。
ライアンのほうは数ヶ月のうちに使用するかも知れないんで、使ったらイージージェットとの比較も合わせて報告を書くことにしましょう。
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Posted by まめやもり - mameyamori - 2007.04.01,Sun
『麦の穂をゆらす風』で主演をしたCillian Murphyキリアン・マーフィーのインタビューが昨日のIrish Newsに載ってました。ちなみにIrish News紙は過去の記事を見るのにお金がいるため、リンクは貼りませんが。
彼が今度出る映画はSunshine(邦題『サンシャイン2057』)、『トレインスポッティング』のダニー・ボイルが監督。ただし、今回のものは近未来のサイ・ファイ(SF)です。2057年、なぜだか燃え尽きようとしている太陽に再度火を入れるために、一人の物理学者がその危険なミッションに赴く、というお話らしい。原作があるのかな?と思ったが、そういうわけでもないらしい。
キリアン・マーフィーは『麦の穂』いらい日本でも知名度が高まったのではないかと思いますが(つかわたしはそれまで知りませんでした)、いい俳優だと思います。インタビューの内容は、学校での科学系科目の成績が最悪だったので物理学者をやるのは非常に緊張するとか(笑)、物理学者ってどんなもんか感覚を掴むために、わざわざジュネーヴまで行ってビッグバンの原因を突き止めようとしている物理学者の一団としばらく一緒にいた、とかいうものでした。「ああいう異常ともいえる知識を持った人たちの中にいるのは面白かったよ」とか言ったようですが、物理学者のほうだって、突然俳優が闖入してきてしばらくいさせてくれとか言われてびっくりしたと思うよ。
IMDbではユーザー評が7.4と高いです。しかし4月7日公開なのに4月1日現在ですでに203人もの投票があるってどういうことなんだ。みんな試写会で見た人なのか?はたまたUSでは公開予定日のちょっと前に公開されるのが普通なのか?
つか、うわっ、げっ、真田広之が出てるんだ・・・いや、げっとか言ってすみません。真田広之嫌いじゃないです。『たそがれ清兵衛』とか良かったよ。そうかあ、それで日本語グーグルでの「sunshine」検索でもこんなにひっかかってくるんだな。
ところで「ニュースくるくる」というサイトのこの記事に、キリアン・マーフィーがこの映画への「出演をきっかけに神への信仰を失ったと告白している」とか書いてあったのでオヤオヤと思って見てみたんですが、中身を読むと「不可知論者→無神論者」じゃあないですか。不可知論から無神論への傾斜はどちらかというとグラデーション的なもので、「信仰を失った」というとかなり語弊があるように思うぞ。ということで翻訳元のニュースはどうなってるんだと見にいったら
Irish actor Cillian Murphy has lost his faith in God after working on new sci-fi thriller Sunshine.
うーん誤訳ではないようですね。なんか元のニュースがおかしいんだな。それともキリアンがかつてすごい熱心なカトリックだったとかいう情報があるんでしょうか?
とりあえず、『トレインスポッティング』好きなので、見にいってみようと思います。
そんでもって、見逃しました。すんません。キリアンマーフィを検索ワードとして来てくれる人が最近多いんですが、すんません。見逃しました。(5月1日付記)
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怠け者のちいさなやもりですが色々ぶつぶつ言うのは好きなようです。
時折超つたない英語を喋りますが修行中なのでどうかお許しください。
A tiny lazy gecko (=yamori) always mumbling something
Please excuse my poor English -- I am still under training
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